追手門学院の「辞めさせ研修」について卒業生が思うこと
追手門学院の「辞めさせ研修」について卒業生として思うことを書いていく。
私は追手門学院大学の卒業生です。母校でこのような事件があり、とてもショックでした。
私が「辞めさせ研修」を初めて知ったのは、6月24日のニュース。
2016年8月に事務職員に行った研修で、外部の講師が人格否定に当たる言葉を受講者にかけていたことが発覚しました。
「腐ったミカン置けない」追手門学院の研修で講師 – 産経ニュース
そして、今日「週刊文春」が2016年8月、18人の事務職員を対象に行った研修の録音データを入手し、一部がYoutubeで公開されています。
今回の研修で1番の問題は、意図的に退職させるために研修をおこなっていたことだ。
この研修後、同学院はブレインアカデミーに対し、退職などを選んだ職員1人あたり108万円、計700万円余りを支払っていることが、「週刊文春」の入手した請求書などからわかった。職員を退職や転籍させたことへの「成功報酬」とみられる。
「あなたはいらない」名門・追手門学院 職員への「退職強要研修」音声 | 文春オンライン
職員の成長を考えて、厳しい研修を用意することはまだ理解できる。(時代錯誤だと思うが)
しかし、辞めさせるための研修は全くもって理解できない。
研修に参加した職員が普段どのような態度や姿勢で業務を行っていたのかわからないが、採用した以上は責任を持って育てていかないといけない。
今回のニュースは、育てられませんでしたと教育能力の無さをアピールしているのと同じだろう。職員を育てられない学院が果たして、子供達をしっかりと育てられるのだろうか。
追手門学院は、茨木市に新キャンパスができて、生徒もどんどん増えて拡大していくだろう。卒業生としては、もっと大きな学園になって有名になってほしいと思う。
「イバナビ.com」は楽しい情報を発信することを目的にしているので、今回のニュースを取り上げるか悩みました。
ただ、これをきっかけに追手門学院が「より良い教育機関になってほしい」という思いを込めて書かせていただきました。